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記名押印、署名捺印?

Last-modified: 2012-09-24 (月) 17:09:10 (2553d)
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契約に関するミニ知識 FrontPage


  • 記名押印について大辞林によると「氏名を記名し,印章を押すこと。私法では署名に代えて記名して押印することが一般に認められている。記名捺印。」とあります。
  • 捺は「手で押しつける」(大辞泉)ことで、押印、捺印はともに印を押す行為を指しており、さらに押捺という場合もあります。これによれば、記名捺印でも署名押印でも意味は同じということになります。
  • では、記名とは何でしょうか。記名とは氏名をゴム印やワープロ等で記されたもので、必ずしも本人が記したものではなく、明確な意思表示をしたということにはなりません。そこで、押印をすることで署名と同等の効力を持つとしています。商法第32条は「この法律の規定により署名すべき場合には、記名押印をもって、署名に代えることができる。」としてあり、会社法でも同様の規定があります。署名は本人の自筆でサインするので、署名自体が意思表示とみなされるのですが、署名がない場合は記名押印で意思表示と見なされるわけです。
  • ところで遺言や戸籍などでは、署名の代わりとして記名押印を認めておらず、署名押印が必要とされています。記名押印がオールマイティではないということで、気をつけたいところですね。
(自筆証書遺言)第968条 1.自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。
2.自筆証書中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。